石心会 救急部門を支える病床マネジメント 稼働率75%→90%と下り搬送先の確保で実現する、地域で受けきる断らない救急
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稼働率が損益分岐点を割り、赤字が続く——コロナ禍にそんな局面を経験した病院は少なくないはずだ。石心会では、75%まで落ち込んだ病床稼働率を、救急救命士による病床コントロール介入で90%まで回復させ、2ヶ月ぶりの単月黒字を取り戻した。「断らない救急」を、覚悟論ではなく経営数字で支えるとはどういうことか。ホットライン応需と転院検索の権限を救命士に委ねる設計、市外へ流出していた患者を地域で受け切るための下り搬送先の内製化まで、明日からの自院の判断材料になる実像を届ける。
1. 「断らない救急」を支える運用の土台 — EMT科(救急救命士部門)設置による受け入れ体制の転換と、その根底にある経営判断の考え方。
2. 病床稼働率75%→90%への改善 — 救命士が経営指標に直接介入し、稼働率回復と黒字化を実現したプロセス。
3. 応需を成立させる入り口と出口の設計 — ホットライン応需と転院検索の権限委譲が、断らない救急を可能にする仕組み。
4. 下り搬送先の内製化という経営判断 — 患者の地域外流出に対し、連携か資本かをどう選び、どう実行したか。
5. 連携の築き方とまとめ — 表面的でない連携構築の要諦と、救命士を経営に活かす視点の整理。

社会医療法人財団石心会 川崎幸病院 EMT科長 / 川崎地域ケア病院 地域連携室長 救急救命士 蒲池 淳一 氏
2005年、開院にあたりスマイルこどもクリニック浦安院 救急部に入職。2009年より社会医療法人財団石心会 川崎幸病院 救急部EMT科へ。
主任、科長を歴任し、長きにわたり病院救急の最前線を担う。2025年からは川崎地域ケア病院 地域連携室 室長として、
救急医療で培った知見を地域医療連携に活かし、円滑な患者の受け入れと搬送体制の構築に注力。
あわせて、救急救命士の研修体制整備や多職種連携にも携わり、新潟医療福祉大学 救急救命学科の非常勤講師として人材育成にも関与。
救急応需率・病床稼働率の改善を課題とする2次救急病院の院長
稼働率と損益分岐点のギャップに向き合う事務長
下り搬送先の確保(連携か内製か)を検討する経営企画担当
株式会社ドクターズプライムワーク セミナー担当
Mail: inquiry@drsprime.com
Tel: 070-3234-7096