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消防救急隊へのフィードバック体制の確立

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消防救急隊へのフィードバック体制の確立

消防救急隊へのフィードバック体制の確立|セミナー

    イベント要約

    長浜赤十字病院が実施する「消防救急隊へのフィードバック体制の確立」に関するセミナー内容です。この取り組みは、元々救急隊員であった院内救命士の谷村氏が、自分が搬送した患者の診断や経過を知りたいという救急隊の長年の課題を解決するために始められました。これまで救急隊員は搬送後の情報を得る機会が少なく、現場での判断の振り返りや質の向上に繋がりにくいというデメリットがありました。

    この課題に対し、長浜赤十字病院では、病院と消防機関の垣根を越えた直接的なフィードバック体制を導入。具体的には、救急隊員が知りたい症例を申し込むと、院内救命士が医師の助言を得て「救急搬送症例記録」を作成し、紙ベースでフィードバックします。この資料には、病院前の状態、病院到着後の状態、病状の説明、医師のコメントなどが詳細に記載されます。

    この体制は、救急隊員が個々の意識を高め、医療機関との関係性を向上させる効果があり、アンケートでは認知している救急隊員の81%が効果的だと回答しました。また、院内救命士にとっても、病院前救護から退院までの全ての過程を実際の事例で学ぶことができ、知識向上の最大のメリットとなっています。院内救命士の雇用背景には、看護師不足や2021年の救急救命士法の改正による病院での処置可能化があり、彼らが病院と消防の「架け橋役」となることが期待されています。今後は合同の勉強会や検討会の実施も視野に入れ、さらなる連携強化を目指しています。

    内容

    セミナー概要 目次

    1. はじめに:セミナーの概要と登壇者紹介

        ◦ ドクターズプライムと長浜赤十字病院の連携による取り組み

        ◦ 登壇者:長浜赤十字病院 院内救急救命士 谷村氏(元救急隊員)

        ◦ 本取り組みの背景:救急隊員の「搬送した患者の診断や経過を知りたい」という長年の課題

    2. 長浜赤十字病院における院内救急救命士の雇用と目的

        ◦ 救命センターのコンセプト:医師、看護師、院内救命士が互いを尊重し、対等に働くことでチーム医療の強化を目指す

        ◦ 院内救急救命士の雇用目的:

            ▪ 救命センターにおけるタスクシェア

            ▪ 院内救命士と救急隊員の相互レベルアップ

            ▪ ドクターカーや転院搬送業務の支援

        ◦ 雇用を後押しした背景:

            ▪ 病院における看護師不足

            ▪ 消防機関への就職が難しい救急救命士の増加

            ▪ 令和3年の救急救命士法改正により、病院内での特定行為(処置)が可能になったこと

        ◦ 採用初期の課題:院内救命士の業務内容や役割に対する病院側の理解不足

    3. 消防救急隊へのフィードバック体制の詳細

        ◦ 取り組み開始の理由:

            ▪ 現役救急隊からの「自分が搬送した傷病者がどう診断され、予後がどうなったか知りたい」という強い要望

            ▪ 搬送後の情報がないことによる、現場判断の振り返り不足や質の向上への支障

        ◦ 従来の振り返り体制との違い:

            ▪ 年2回のメディカルコントロール検証会とは異なり、現場の救急隊員に直接フィードバックが可能

        ◦ フィードバック資料「救急搬送症例記録」の概要

            ▪ 基準:救急隊員が単純に「知りたい」と思った症例であれば申請可能

            ▪ 作成プロセス:院内救命士が医師の助言を得て作成

            ▪ 記載内容:病院前の状態、病院到着後の状態、病状説明、医師のコメントなど詳細に記載

            ▪ 申し込み・受渡し方法:個人情報保護のため、院内救命センターのレターボックスを利用した紙ベースでのやり取り

            ▪ 実施件数:開始から1年未満で約40件のフィードバックを実施

    4. 取り組みによる効果とメリット

        ◦ 救急隊員への効果

            ▪ 高い認知度:開始2ヶ月で救急隊員の68%が取り組みを認知

            ▪ 圧倒的な肯定評価:認知している救急隊員の81%が「効果的」と回答し、否定的な意見はなし

            ▪ 意識の向上と医療機関との関係性改善:医師のコメントが行動変化や連携の強化に繋がり、病院への依頼もしやすくなった

            ▪ 院内救命士の存在:救急隊にとって身近な存在であり、フィードバックの効果を後押し

        ◦ 院内救急救命士へのメリット

            ▪ 知識向上:病院前救護から患者退院までの全ての過程を実際の症例を通して学ぶことが可能

            ▪ 病院前救護に関する知識習得の機会:消防機関での経験が少ない新卒者や民間救急出身者の教育にも貢献

    5. 今後の展望:病院と消防の「架け橋」としての院内救急救命士

        ◦ 院内救急救命士の役割:病院と消防の連携を強化する「駆け橋役」となることを目指す

        ◦ 医師のタスクシェアへの貢献:多忙な医師に代わり、連携業務を担う

        ◦ さらなる連携強化の取り組み:

            ▪ 救急隊員の病院での実習受け入れ

            ▪ 院内救急救命士の消防署での同乗実習の実現

            ▪ フィードバックだけでなく、合同勉強会や検討会の定期的開催

        ◦ 院内救急救命士の存在感確立:医療チームの一員として、また消防士と同等に話せる専門職としての育成

        ◦ 今後の採用戦略:新卒救急救命士の積極的な採用も視野に入れ、教育体制を整備

    このようなお悩みにお答えします

    • 救急搬送は受け入れているのに、なぜか経営は悪化している

    • 地域内で生き残るために、他病院とどう差別化すべきか分からない


    セミナー概要

    開催日時

    6月13日(金) 12:00-12:45
    6月16日(月) 12:00-12:45
    6月17日(火) 12:00-12:45

    参加費

    無料

    定員

    計40名

    会場

    オンライン(ZOOM)


    問い合わせ先:

    株式会社ドクターズプライム Work セミナー担当
    Mail: support@drsprime.com
    Tel: 050-1746-0417

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