
西 八嗣 院長
事務部長 黒澤様 看護部長 木島様 事務副部長 嶋﨑様
・課題:働き方改革で1日20台超の救急対応と翌日外来の維持が困難な、究極の二択を迫られた
・施策:非常勤医師へ救急を、常勤医へ病棟管理を分離配置し、内科輪番日を週2回に倍増した
・成果:直近1年の救急応需率100%を達成し、常勤医の負担軽減と受入数の最大化を実現
神奈川県 相模原市に位置し、地域医療における重要な役割を果たしている相模原赤十字病院にドクターズプライムワークの活用事例についてお話を伺いました。
相模原赤十字病院は病床数132床(内訳:一般病床92床、地域包括ケア病床40床)を有しており、相模原市内の輪番制度では内科・外科・消化器科の3つを担当しております。特に、内科輪番日には約72.35万人が住んでいる相模原市内全域から20台以上(当直帯のみ)の救急車が運ばれるエリアとなっており、市内でも重要な救急医療体制を担っています。
これまで、同院の内科輪番日の救急対応は常勤医師のみで行っておりました。しかし、医師の働き方改革の影響により、常勤医師が当直帯の救急対応を担うことが困難となったため、「ドクターズプライムワーク」を導入いたしました。この取り組みにより、常勤医師の負担を軽減しつつ、救急患者を断らない医療体制の実現を図っております。
今回はそんな相模原赤十字病院の取り組みについて、院長の西先生、事務部長の黒澤様、看護部長の木島様、事務副部長の嶋﨑様にインタビューをしました。
—ドクターズプライムワーク導入前は、どのような課題があったのでしょうか。
黒澤様(事務部長):元々は相模原市内の輪番日を常勤医師のみで回していましたが、医師の働き方改革の影響もあり、常勤医師が輪番日の当直に勤務すると次の日の外来を勤務できなくなると困っていました。その結果、病院として救急を取るか、外来を取るかという究極の2択を迫られていました。
このような悩みを抱えている時に、以前はドクターズプライムワークと契約のある病院で看護部長を務めていた木島さんから「救急を断らない非常勤医師を紹介している会社がある」ということで紹介をして貰いました。
この時に非常勤医師を採用することで、医師の働き方改革の問題も解決し、2次救急輪番日の救急体制を維持していくことができるよう取り組みたいと考えました。
さらに、導入を検討していた時期に市内の2次救急病院が内科輪番日を減らすことがわかっていたので、ドクターズプライムワークの非常勤医師を採用することで、夜間の輪番日を1日から2日に増やす判断が病院としてでき、経営的な影響は大きかったですね。
— ドクターズプライムワークを導入した当初は、条件に合う医師と出会うまでにかなり苦労しましたね。
嶋﨑様(事務副部長):そうですね。当院では相模原市の輪番制度の影響もあり、1回の当直で多い時は20台以上の救急車から、受入れ要請があるため、多くの救急車に対応できる医師を見つけるのに苦労しました。ただ、導入から2-3ヶ月程で要請の多い救急に対応できる医師をご紹介してもらい、多くの救急患者を受け入れて、適切な救急医療を提供することが可能となっています。
西先生(院長):現在は内科輪番日をメインでお願いしているのですが、内科輪番日であっても外科の患者さんが運ばれてくる時もあります。そのような時に、ドクターズプライムワークの医師は受け入れ先が見つからず困っている救急隊や患者さんのことも考えて、外科の患者さんもできるだけ受け入れようと対応してくださるので、感謝しています。
— 現場目線での医師に対する評価はいかがですか?
木島様(看護部長):看護師からの評判も良いです。患者さんやコメディカルとのコミュニケーションに関しても「ドクターからの指示がわかりやすい」「看護師・患者さんにわかりやすいように説明してくれる」などと言った声が上がってきているので、安心しています。また、スキル面においても判断が早く、要請の多い中でもスムーズに救急対応を行っていただいています。
— 100床前後の病院が20台以上の救急車を受け入れるために救急対応と病棟管理を分けていると聞きました。
西先生(院長):内科輪番日の時は、救急対応と病棟管理を分けて医師を配置しています。救急対応はドクターズプライムワーク、病棟管理は常勤医師という体制にすることで、ドクターズプライムワークの医師は救急対応、常勤医師は入院患者さんのみに集中できるため、業務的な負担が軽減しました。
病棟管理に関しては、内科輪番日の時だけ病棟管理の医師を2名配置し、準夜帯と深夜帯の2部制で交代で勤務しています。さらに、救急で受け入れた患者さんについては、当該時間帯に病棟管理を担当している内科医師が原則として主治医を引き受けるルールを設定しております。
— 内科輪番日であっても外科の患者さんが運ばれてくることもあるとお聞きしましたが、その時の対応はどのようにしていますか?
西先生(院長):そうですね。内科輪番日に外科系の患者さんが運ばれてくることもあり、ドクターズプライムワークの医師は外科系の患者さんも受け入れています。外科系の患者さんが運ばれてきたとしても、全診療科が集まるカンファレンスを毎朝開催し、自ら診療科の振り分けを実施しているため、輪番日の受入数を最大化できていると考えております。
また、当院では一般病棟が5Fと7Fにあり、内科輪番日の際には内科・外科問わず空いている病棟に入院させることが原則になっています。規模の大きい病院ではないので、とにかく診療科同士の連携を深め、受入数の最大化に努めております。
— 導入後の効果としてはいかがでしょうか?
西先生(院長):とてもよくやってくれているなという印象です。ドクターズプライムワークと契約した際に相模原地域の事情もあり、内科輪番日が増えるお話もあったので、輪番日が増える状況の中、常勤医師の負担軽減と断らない救急を実現できたのは良かったです。
特に、今まで輪番日に勤務する医師は救急対応に加えて入院指示や入院後の病棟管理まで1人で行っていたため、負担が大きかったと思います。しかし、現在では、入院が決定した入院時指示と入院患者さんへの対応になったため、常勤医師の負担軽減ができた上、患者さんの安全もより担保できるようになったと思います。
実際にドクターズプライムワークの医師の平均応需率は直近1年間で100%であるため、とても満足しています。
また、内科輪番日の受入数・入院数もドクターズプライムワークの導入前はコロナの影響もあり一時的に落ち込んでいましたが、直近では回復傾向にあります。


— 当院としての今後の展望をお聞かせください。
西先生(院長):当院は先生同士が顔を見ることができる距離で運営しており、内部で連携し、救急受入を積極的に行うことが強みです。これも常勤の医師・看護部に協力頂いているおかげで、確定診断が出来ないような患者さんも積極的に受け入れることができています。
また、病院が位置している津久井地区以外の地域は人口が増加しているにも関わらず、津久井地区は減少傾向であるため、輪番日以外の集患に課題があります。さらに、近隣には大きな2次救急病院もあり、救急が流れている現状もあるため、輪番日以外でも救急を受け入れる体制を作れることが理想ですね。今まで以上に救急を受け入れるためには、検査体制やコメディカルの人員不足等を解決する必要があるため、まずはできる部分から取り組んでいきたいと考えています。

右手前:西先生 左手前:黒澤様 後方左:嶋﨑様 後方中央:木島様 後方右:坂本(弊社)
相模原赤十字病院様のように
多くの受入がある輪番日であっても対応可能な医師の採用と常勤医師の当直負担軽減を同時に達成したい
という医療機関様は、ぜひフォームよりお問い合わせくださいませ。資料請求やご相談をお待ちしております。
西 八嗣 院長
事務部長 黒澤様 看護部長 木島様 事務副部長 嶋﨑様
所属病院:相模原赤十字病院
住所:神奈川県相模原市緑区中野256
TEL:042-784-1101
病床数:132床
ドクターズプライムワーク運営会社
会社名:株式会社ドクターズプライム
住所:東京都江東区青海1丁目1−20 ダイバーシティ東京 オフィスタワー 13F
TEL:070-3234-7096
運営事務局メールアドレス:support@drsprime.com
サービスURL:https://drsprime.com/service/work/hospital
こちらの病院のように救急体制の改善を成功させませんか?
FAQ
こちらの導入実績もご覧ください
支援実績
なぜ看護師は救急を「断る理由」を探さなくなったのか? 救急応需率が約10%向上し...
支援実績
固定費増大・経営危機の突破口 「政策誘導」×「ドクターズプライムワーク」で救急件...
支援実績
救急応需率50%未満からの劇的改善。北里大学メディカルセンターが断行した「組織変...
導入実績をもっと見る
keyboard_arrow_right先月は21件お問い合わせがありました
「救急を断らない」を実現する独自メソッドとサービスの全貌。貴院の変革を支える具体的な仕組みを凝縮した、公式資料です。
些細な疑問から、組織の構造変革のご相談まで。まずは対話から始めませんか? 私たちは「チームメイト」としてここにいます。
現場で生まれた成功事例から、持続可能な組織づくりのノウハウまで。変化を恐れない医療従事者・経営者へ送る、価値ある情報を定期配信します。